
私は「沖縄こどもの国」が大好きでして沖縄滞在中は必ず2~3回は訪れます。
今まで動物園なんかには全く興味がなかったのですが、何故か沖縄こどもの国にハマってしまって、以来他県に観光に行った際にも必ず動物園を探して行くようになりました。
2024.08.04 北海道車中泊プラプラ日記 旭山動物園と美瑛の丘巡り。
何だかんだ「沖縄こどもの国」の記事も結構書いてます。
2022.12.07 沖縄小ネタ集 魔性の女こまつな。沖縄こどもの国のおさるの話です。
2022.12.11 沖縄小ネタ集 沖縄こどもの国の琉球犬のハナちゃんはもうちょっと頑張ろう。
2022.01.12 沖縄小ネタ集 沖縄こどもの国のダチョウが不憫すぎる件。
2021.01.09 沖縄小ネタ集 沖縄こどもの国のホワイトライオンがそんなにホワイトじゃない件。

初めて訪れた時はいかにも地方の寂れた動物園という体だったのだが毎年少しづつ施設をリニューアルしていき里山の迷宮なるスポットも誕生した。家族連れに人気らしい。
最近頑張ってるなーと思う。
まあそれは良いのだが私の来園するするタイミングが悪いのか動物たちはいっつも寝てるんだよね。
いつ頃の時間帯が良いのだろうね。
多分10回以上訪れているのだが起きているライオンを見たのは2回だけである。
この動物園で一番好きな施設はサル舎。
他の動物達が昼寝している時でもおさるは元気いっぱい。
文字通り園舎を飛び回っている。

現在15頭近くいるのでしょうか。写真でわかる通りみんな結構個性的でしょ。

お前にサルの顔の区別が付くのかと言われそうだが、これが分かるんですよ。
おさるにも一匹一匹個性があって人相(さる相)は全く違う。
全部が全部わかるわけではないのだが結構区別が付くようになった。
こちらのおさるは「こまつな」さん。魔性の女と言われた彼女も数年前に出産してお母さんになりました。

サル舎の檻の前に「みんなのひとこと」という掲示板が有りまして来園者の皆さんからの質問に飼育員さんが答えてます。

4月14日 ゆうのすけ君からのご質問。
サルと人のにているところはどんなところですか?

飼育員さんからのコメント。
サルと人のむしろ違い所は何処だと思いますか?
人から遠慮と恥じらいを引いたらサル。
そんな感じではないでしょうか。

「私は人間関係で悩んでいます。言いたいことも言えない世の中でどうやって生きて行けばよいでしょうか。ご回答をよろしくお願いします。」
もっと他に相談する所はなかったんでしょうかね。

飼育員さんからのコメント。
「人間関係に悩んだ時は一日サルを眺めてください。何かしら悩みを解決するようなことがきっとあるはずです。サルの群れは縦社会、基本パワハラしかありません。それに比べたらわりとましな方かもしれませんよ」
おさるの世界にもパワハラがあるのか。動物の世界は何処でも同じですね。

4月1日 みきこちゃんからのご質問。
「私は筋肉の話があまり好きではありませんが、おさるは何をしたら嫌がりますか?ちなみにマッスルハラスメントという言葉があるそうですが本当ですか?」

飼育員さんからのコメント。
最近は何かにつけてハラハラハラハラですね。ようは嫌がったらハラスメントだと思うのでマッスルハラスメントというのもあるんだと思います。おさるさんたちは1~2年に一度健康診断のために捕獲をします。やはり網で捕まえられるのはかなり心に残るようでそれ以降、網を持っている人が視界に入るとざわつきます。と思っていたのですがな網で捕まえられたことのないマンドリルたちも網がイヤみたいで網を見たらざわつきます。これは飼育員からのお願いですが動物園には網を持ってこないでください。「アミハラ」です。
あっ、あとサルもウンコ踏むとちょっと嫌な顔をします。
世知辛い世の中です。私は何か嫌な事があった時はここでおさるを眺めてます。
別におさるが私を励ましてくれたり助言を与えてくれたり、勇気をくれる事もありませんが、「まあいいか、明日の心配は明日の自分にさせよう。今日はもう酒飲んで寝よう」と思えるようになりました。
先日ある小学生の作文がネットで話題になってましたよね。
要約すると「動物は危険が迫ると逃げるのに人間はなぜ立ち向かわなければならないのか。自分でどうしようも出来ない事や辛いことには必要以上に耐える必要はない」
私もそう思います。耐えられないことがあったらとっとと逃げ出しましょ。
逃げることは恥でも何でもないですよ。自身の生存の方が大事です。

サルを見ていていいよなーと思うのがこれ。
私も陽だまりの中で誰かにグルーミングしてもらいたい。