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国頭港食堂が美味すぎて一日に二回来てしまう。


今日は久しぶりに酒蔵さんの見学に行くのだが、時間があるのでその前に昼食を。

 

国頭港食堂さん。

 

58号線沿い、国頭郡国頭村にある。

 

大宜味村を過ぎて、海沿いの道をドライブしてゆくと左手に現れる。

 

新鮮な魚をリーズナブルな価格で頂けるとあって地元民から観光客まで人気のお店らしい。

 

以前にも訪れたことがあるのだがお客さんぎっしりでその時は諦めた。

 

今日は11時半の開店とともに入店。

 

外で食べるスペースもある。

 

さすがに平日という事もあり開店直後はお客さんも少なかったのだが、10分もするとお客さんで一杯になってしまった。なかなかの繁盛店。

 

 

「トロサバの塩焼き定食」か「お刺身漬け丼五点盛」でさんざん迷ったのだが、刺身を食ってみたらこの店のクオリテ―が分かるだろうと「お刺身漬け丼五点盛」を注文する。

 

窓際に着座。

 

天気も良くて最高。

 

こちらが「お刺身漬け丼五点盛」

 

マグロ、鯛、かんぱち、イカ、タコの五種類。

 

肉厚のお刺身はいづれも新鮮。漬け丼とあるが漬け込むというよりもあっさりタレにくぐらせた加減が抜群。

 

 

シークワーサー?をかけて味変。イカやタコはぷりぷりで歯ごたえ、噛み応えあり。

 

ご飯の量が少ないこともあつて5分で完食。美味しかったです。

 

食事の後は余韻を噛みしめながら、しばし庭を散策。

 

 


その後酒蔵さんを見学し、折角ここまで来たのだからと辺戸岬にも行ってみた。

 

帰りの車中で、先ほどの国頭港食堂で隣の席の家族連れのおっさんが「トロサバの塩焼き定食」を食べていたのを思い出した。それが美味そうで美味そうで。

 

やっぱ「トロサバの塩焼き定食」にしとけばよかったかなぁ。

 

 

沖縄の定食屋さんには「焼き魚定食」というものがあまりないようだ。魚料理というとバター焼きとかフライが多い気がする。

 

ただ単純にアジとかサバを塩で焼いた定食なんかが食べたいと思うのだが、なかなか一般の定食屋さんにはおいてない。

 

一度日替わり定食でサバの塩焼きがメニューにあったので食べてみたのだがいかにも冷凍のサバといった感じで身もパサパサで脂も乗っていないし美味しくなかった。それ以来沖縄では焼き魚は食べていない。

 

もちろん美味しい店も探せばあるのだろうが。

 

 

そんなことを考えながら運転していたら、どうにもこうにも「トロサバの塩焼き定食」食いたくなった。

 

しかし一日に同じ店に二回も行くというのはどうだろうか。

だがあれほど美味そうなサバの塩焼きは那覇でもなかなかお目にかかれないのではないか。「どうするくまのみ」

 

 

 

「あの客また来やがった」と言われることも無いだろう。

 

決めた。食は一期一会。この機会を逃したら次に食べられるかどうかは分からない。食っとけ食っとけ。

 

 

 

すいません。また来ました。

 


もちろん注文はトロサバ塩焼きだが先ほど食べた刺身が美味かったので、「刺身三点盛とトロサバ塩焼きセット」にする。

 

こちらが「刺身三点盛とトロサバ塩焼きセット」

 

どうでしょうこのビジュアル。美味しそー。

 

 

サバ塩焼き定食は900円だがプラス500円でこの刺身が付く。

 

鯛にかんぱち、まぐろのブツに皮を炙った一品。

 

パリッと焼かれた皮目が美味そう。

 

ひっくり返してみる。

 

身は肉厚。写真には撮れなかったが箸で押してみるとじゅわっと脂があふれてくる。

 

 

ホロッととれた。

 

口に入れるとサバの旨味が広がる。これだよね。

 

脂ののったサバを塩でじっくり焼いて、パリパリの皮からあふれ出る旨味と共にご飯をかきこむ。

 

俺はサバを食ってるんじゃない。海を食ってるんだ(孤独のグルメより)

 

ご飯がなんぼでもいける。これぞ日本の真っ当な定食。

 

何かの魚の皮を炙っているがこれがコリコリとして美味い。

 

日本酒飲みたくなる。

 

ご馳走様でした。

美味かった。想像以上の味。

 

肉でも魚でもそうだが良い素材のものは塩かけて焼いて食えばそれだけで美味いというの再確認する。

 

これからサバの塩焼き定食が食べたいときはここに来ればよいのだね。

 

 

遠過ぎるわ!

 

と一人で乗り突っ込み。

 

さすがにやんばるまでサバの塩焼き定食食べに来るのは遠過ぎる。

 

那覇に支店出してくれませんかね。オーナーさんよろしくお願いします。

 


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2024.03.27

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