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ちょっと京都行って来ました、その7。これからの日本の観光政策に思いを馳せながら野原屋さんでカレーとカレーパンを食べる。


京都は観光客が多すぎる。

 

観光客である私が言うのもなんだけどね。

 

だいたい2月から3月の初めはさすがの京都もオフシーズンだったのだが、今では京都にオフシーズンは無いのだとか。

 

先日もニュースで祗園では私道への立ち入りを禁止することに決めたとの報道があった。

住民や舞妓さんと観光客とのトラブルが原因のようだ。

 

友人の話だが、家の中で家事をしていたら視線に気が付いたのでそちらに目を向けると、台所の開けた窓から、欧米系の外国人がこちらをのぞき込んでいたとか。腰が抜けるほどびっくりしたらしい。

 

友人の住まいは普通の住宅街なんだが、最近、古い町家を改修した一棟貸しのホテルが流行っているのでこんなところにも外国人観光客がいるらしい。

 

これからの日本はインバウンドで食って行くらしいが、今やオーバーツーリズムの問題は京都だけではなく日本全国で問題になっているので沖縄もこれから大変だ。

 

 


ご存知錦市場。

 

昔からのお店が少なくなって、今やすっかり観光客向けの市場になってしまった。

 

 

平日の午前中だというのにこの人込み。

 

京都市民の台所ではなく、もはやただの観光地。

 


そんな錦市場を抜けやって来たのがカレーとカレーパンの店「野原屋」さん。

 

ホテルのスタッフさんおすすめ。

 

2階に上がります。

 

こちらのお店も先日訪問したカラスマカリーと同じく昼間だけバーを間借りしている。

 

 

アイリッシュパブなんだと。

 

アルコールメニューもあるので昼飲みも出来そうです。

 

 

気のいいお姉さんが一人で働いている。

 

今日はカツカレーが食べたい気分なのであいがけのカツカレーを注文する。

 

 

こちらがギネスカレーとキーマのあいがけにカツをトッピング。

 

ギネスカレーはシャバシャバ系。あっさり系かと思いきや後から汗が噴き出してきました。スパイス効いてます。

 

ギネスカレーというだけあってギネスビールが加えられており、コクを増しているとのこと。

 

良く分からんかったが。

 

キーマは甘口。


後藤パン工房とのコラボという事でカレーパンがありました。

 

後藤パン工房というのは良く知りません。京都、パン屋さん多いからね。

 

 

カレーパンランチなんてのもある。今回は単品でカレーパンだけ頂きました。

 

こだわりのカレーパンというだけあってカリッと揚った薄めの生地と、ひき肉と野菜がみっちりと詰まった王道のカレーパン。

 

おやつのパンというよりもこれだけで一食済ませられそうなクオリティーである。

 

 

カレーとカレーパン野原屋

 


さて辛い物を食べた後はデザートに甘いものでも。

 

京都大丸の地下にある笹屋伊織さんがプロデュースした甘味処IORIで一休み。

 

老舗の和菓子屋さんの名物どら焼きと抹茶のセットを頂く。

 

 


京都に来てしみじみ思うのだが、福岡はまた一つ魅力が増えたのではないか。

 

福岡はそこそこ大きな地方都市だ。便利はよいし、食い物も美味い。お姉さんもキレイだ。

 

そして何よりも今まで福岡のウイークポイントと言われていた、観光地がないことが幸いして観光客が少ないのである。

 

ホントに住民にとっては暮らしやすい街である。

 

どうかこれからも下手な観光振興などしないでほしい。

 

 

 


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2024.03.13

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