· 

さよなら、あやぐ食堂。


「あやぐ食堂、今月で閉店するらしいよ。」と行きつけの飲み屋のマスターから聞いたのが昨日の話。

 

ええ~マジで!と首里までやって来た。

 

 

店に近づくとマスコミらしきカメラクルーがいる。

 

 

店の入り口のドアに張り紙があり、令和5年10月31日をもって閉店とある。

 

本当だったんだ。

 

やはりコロナの影響とかがあったんだろうか。

 

前島のハイウエイ食堂も閉店してしまったし、なじみの店がどんどん無くなってしまうのは寂しい限りだ。

 

11時前に入店したが早くもお客さんでいっぱい。

 

何を頼もうか迷ったが、この店では一度も注文したことがない中身汁定食を注文した。

 

ご存じない福岡県民に説明すると、中身つまり臓物。臓物をあっさりとしたスープで煮込んだ汁物料理である。

 

もつ鍋が好きな福岡県民には抵抗なく食べられると思う。

 

テイクアウトの弁当の注文の電話がひっきりなし。

 

おやじさんがパンパンにふくれあがった唐揚げを蓋で無理やり押さえつけて輪ゴムで止めている。それにしてもすごいボリューム。

 

一度テイクアウトでも注文してみたかったなぁー。

 

こちらが中身汁定食。マグロの刺身と揚げ出し豆腐が付く。

 

澄んだきれいなスープの中に中身(臓物)たっぷり入っている。

 

先ずはスープを。基本的にスープの味はあやぐ食堂さんのそばの汁の味。

 

これこれこの味!美味い。

 

きちんと下処理されたモツは一切臭みもなく、やわらかくて美味しい。

 

 

マグロの刺身と揚げ出し豆腐で箸休め。いいアクセント。

 

なんか食べ終わるのが惜しくなってしまった。

 

いつもなら食べ終わったらさっさと席を立つのだが、今日はもう少し、このいつものカウンターの席に座っていたい。

 

 

店を出るとすごい行列。あと何回いけるだろうか。

 

最後はやっぱりカツ丼食いたいな。

 

 

昨今の原材料費、人件費の高騰、そしてコロナによるお客さんの減少などで店を閉めることを決意されたそうだ。

 

沖縄だけでなく福岡でも私の行きつけのお店がどんどん閉店していっている。

 

「いい潮時だよ」と博多の中州で40年やっていた店を閉めた大将が言っていた。

 

日本全国でこんな光景が見られてるんだろうな。

 

 

 

沖縄の定食のおいしさと、奥深さと、恐ろしいデカ盛りを教えてくれたお店。

 

そして私の沖縄滞在時の胃袋を支えてくれた店でした。

 

45年間お疲れさまでした。本当にありがとうございました。

 

 

 


次のページ

2023.10.03

沖縄メシ

福島物産展で喜多方ラーメン