「セーラー服色情飼育」桜坂劇場で可愛かずみを偲ぶ

沖縄滞在中は那覇市牧志にあります桜坂劇場に時々行きます。

名画座といったたたずまいですが、映画関係の本、雑誌が充実したショップがありカフェも

 

併設されています。

上映される作品はレアな作品が多く、近くを通るたびにどんな映画がかかっているのか

 

チェックするのですが、たまたまのぞいてみると可愛かずみ主演の「セーラー服色情飼育」

 

が上映されていました。

 

「渋すぎるだろう!」

 

この作品は可愛かずみのデビュー作にして唯一の日活ロマンポルノ出演作です。

 

1982年の作品ですから今から40年前の作品になります。

 

監督はピンク映画の巨匠渡辺護。

 

 

さっそく観てきました。

 

お客さんは私を含めて3人だけ。

 

学生時代、三軒茶屋の映画館で見た記憶があるのですが、ストーリーは全く覚えてませんね。

 

当時は結構話題になった映画です。

 

内容は今のAVなんかに比べると他愛のないものです。

 

助演の下元史郎さんが怪演。いい味を出してます。


 

余談ですが私が高校2年生の夏休みの事です。当時上映されていた「エマニエル夫人」をみんな

 

で観に行こうという話になりました。

 

成人指定の映画ですので当然、高校生は入館できません。

 

でも妄想で頭の中が爆発寸前になっていた私たちは大人っぽい恰好をしていけば大丈夫

 

じゃないかという事でそれぞれ大人っぽい恰好をしていく事にしました。

 

大人っぽい恰好がどういうものかさっぱり見当が付かなかった私は従兄の兄ちゃんに

 

借りた赤いアロハを黒い学生ズボンの上に着て行きました。

 

当日、小倉駅に集合したのですが皆それぞれに痛い恰好をしていました。

 

テル君がスーツにネクタイをして現れた時にはさすがに笑いましたが。

 

どんな映画だったのかも全く覚えていません、その後またみんなで観に行った記憶が

 

無いので私たちの冒険はそれ1回で終わったのだと思います。

 

 


可愛かずみさんはその後グラビアアイドルとしてもデビュー。

 

一般映画やテレビ、バラエティーでも活躍されました。「オレたちひょうきん族」の

 

「ひょうきんベストテン」では中森明菜のモノマネなんかもしていました。

 

片岡鶴太郎主演の「季節はずれの海岸物語」の徳子(とっこちゃん)役でも好評でしたね。

 

当時の言葉でいう「きゃぴきゃぴ」とした明るい女の子というイメージの女優さんでしたが

 

、いきなりぽっきり折れてしまいそうな儚い印象もありました。

 

女優としての地位を高めていきましたが、当時交際していた野球選手との破局のあたりから

 

歯車が少しずつ狂っていったようです。

 

何度目かの自殺未遂の後、1997年マンションの7階から飛び降り帰らぬ人となりました。

 

 

享年32。

 

 

同時期にデビューされた女優さんに美保純さんがいます。

 

同じく日活ロマンポルノの「ピンクのカーテン」等で明るい笑顔と脱ぎっぷりの良さで

 

世の男子の股間を熱くさせたものです。

 

美保純さんもその後、映画やドラマで活躍。最近もテレビで拝見しましたが、美しく歳を

 

重ねられましたね。

 

可愛かずみさんも存命であればどんな女優さんになっていたのでしょうか。

 

あらためてご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

*「セーラー服色情飼育」の上映は4月8日まで。

 

昔、少年だったオッサン達は急げ!