
パーラー輪さんです。
多分「輪」だと思うんだけど。

場所は漫湖のほとり、古蔵中学校の隣。

店内と言うか店外と言うかテーブルが三つほど。
お昼時には近所のマダム達で一杯です。

以前、パーラー輪さんにお邪魔しました時に、暑かったんでミルクぜんざいを注文しました。
(今さらですが、沖縄のぜんざいとは甘く煮た金時豆の上に氷をぶっかけたものです。)

美味しくいただいたんですが、

福岡に帰って写真を整理しておりましたら、

ぜんざいと金時ってあるじゃないですか。
我々内地の人間が思い浮かべる金時とはかき氷に甘く煮た小豆が乗っかってるものなんですが、
それってまさに沖縄のぜんざいだよね。
金時とぜんざいって、何が違うんだろう?
それがずっと気になっておりました。

小豆が中に隠れているのが沖縄のぜんざいで、上に乗っかっているのが氷金時か?
わからん。

そしてその謎がいよいよ明かされる時が来ました。
おかみさんに聞いてみると、
「ぜんざいはぜんざいさぁ、金時はぜんざいにシロップをかけたものよ」とおっしゃいました。

よく見ると、「ぜんざいと」って書いてありますね。

ぜんざいにどれでも好きなシロップをかけて金時。さらにミルクをかけるとミルク金時。
「昔からあるよ」とのことなんで、ぜんざいでは味が物足りないというお客さんのためにシロップかけたんでしょうか。

金時っていうと宇治抹茶しか頭に思い浮かばないんで宇治抹茶をかけてもらいました。
もちろん、マンゴーやハワイアンやシークワーサー金時にすることも出来ます。
もはや金時とは言えないような。
かき氷は沖縄で独自の進化を遂げているようです。

シロップをかけただけの物はかき氷。
中学生でもお小遣いで食べられるように一つ100円。
もちろん、金時豆や、白玉は入っていません。

久しぶりに氷金時、食べましたね。
むかし京都で天然氷の宇治抹茶金時を食べたことがあるんですが、あれも美味かったなー。
早くコロナが収まって自由に旅行に行けるようになりたいですね。

ちゃんと白玉も入っています。

沖縄にはぜんざいと金時とかき氷という三種類の氷菓がある。

また一つ、沖縄の謎が解明されました。
ではまた。
併せて読みたい。