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沖縄酒蔵巡り。神村酒造。


お久しぶりの沖縄酒蔵巡り。

 

本日はうるま市にある(有)神村酒造)さんを訪問。

 

車で那覇から高速を通って45分。下道を通っても1時間10分程である。

 

神村酒造は明治15年に神村盛真により那覇市繁多川の地で創業、「神村のお酒」として親しまれた。

 

神村・守禮・暖流等の銘柄で県民に親しまれている。

昭和33年からオーク樽貯蔵泡盛の研究を始め、昭和43年、 オーク樽熟成古酒「暖流」を販売し、泡盛の世界に新しい境地を開いた。

平成11年には、さらなる環境を求め沖縄本島中部の石川市に酒造所を移転した。 

 

神村酒造では、泡盛蔵見学や試飲、泡盛の地下蔵預り古酒サービス等を行っている。

 

おひとり様から見学を受け入れてくれるのは有難い。

皆さんも沖縄での旅の想い出にぜひ立ち寄ってください。

神村酒造の泡盛蔵見学は、ガラス越しの見学ではないので、モロミの香りや、工場内の雰囲気を直接味わうことができる。

見学の後には、数種類の泡盛やノンアルコールのクエン酸飲料もろみ酢を試飲することができます。

見学は予約制で1名〜15名様まで、1グループとしてご案内してもらえる。

 


工場内にずらっと並んだオーク樽が壮観。

 

蒸留器と貯蔵タンク。

 

このタンクは100石タンクと呼ばれ18000ℓ、約一升瓶で1万本貯蔵できる。

 

スタッフさんが泡盛ができるまでを丁寧に説明してくれる。

 

最後にはこんな記念写真も。

 


工場見学が終わった後はショップへ。

 

泡盛はもちろんTシャツなんかも売っている。

 

 

一番有名なのは守禮やオークたる貯蔵の暖流ですかね。

 

神村酒造では泡盛の熟成のために、理想の環境を求め「地下蔵」を設けている。
泡盛の熟成にはゆったりとした時の流れとストレスを与えない安定した環境が必要なのだとか。

この『地下蔵』は、年間を通して気温・湿度の変化が穏やかで、暑い沖縄でも常に涼しい環境をつくり出しているのだそうで、泡盛は時を経てやがて美味しい古酒へと成長していきます。

神村酒造では、将来への想いや夢を記入したボトルを『地下蔵』で保存していて、結婚祝い、定年退職や沖縄に観光に来た記念の泡盛として皆さんここに保存するらしい。

『地下蔵預り古酒』 1本(43度・1升瓶)
料金11,000円(税込)  預り期間:5年間
料金16,500円(税込)  預り期間:10年間

「10年後に二人で飲もうね」なんいいうコメントがラベルに書いてありました。これなんかは新婚旅行の記念ですかね。果たして飲むことができたのだろうか。時は移ろいやすいからね。

※満期を迎える1ヶ月前に満期の案内を送付してくれるそうです。

その後スタッフさんのお話を聞きながら泡盛を試飲することができます。

 

 一緒に廻った家族連れのお父さんが楽しそうに試飲していました。

 

私はいつものことながら車で来ているので話を聞くだけでした(涙)