「沖縄ローカルビーチ探訪」と称する新企画をスタートしたい。
何といっても沖縄といえば青い海である。
沖縄県民は海には全く関心がないが、本土からの観光客はやはり青い海、青い空を求めている。
当然、そういった情報の需要は多いはずだ。
その中でもメジャーなビーチとかではなく地元民だけが知っているローカルなビーチを紹介しようと思う。
沖縄大好きで何度も足を運んでいる中・上級者向けの企画として立ち上げ、新たなブログの読者を開拓しようという魂胆である。
というわけで記念すべき第一回目は渡具知ビーチ。
なぜ渡具知ビーチかというと沖縄の知人から「ビーチだったら渡具知ビーチがいいよ、夕日が綺麗だし、BBQの設備もあるし」と言われたからである。
沖縄県民、少しBBQから頭を切り替えい!
な訳でやって来ました渡具知ビーチ
場所は沖縄中部読谷村。
那覇空港から車で50分位。
58号線を北上し、読谷村「大湾交差点」を左折。イオンタウン読谷を過ぎ普通の住宅街の中を5分程走るといかにも地元民御用達と言った感じのビーチが現れる。
広い駐車場がある。100台以上は止められそう。もちろん無料。
木立の中を抜けていくときれいに整備された海浜公園が現れる。
舗装された遊歩道が続き散歩するだけでも楽しそう。
この日は地元の中学生の団体さんがいたがすぐにいなくなってしまった。
野外活動かなんかの一環であろうか。
青い海に青い空にさらさらの白い砂浜。
沖縄三点セットがそろっている。
平日のせいもあるのかホントに人が少ない。
今日は干潮のようでかなり沖まで岩礁が露出してる。
ちょっと行けるところまで行ってみよう。
何だろね?犬のウ〇コみたいなのが沢山落ちてるのだが。
こんなのばっかりだなー
これは大渡海岸で撮った写真。
大体、潮だまりにはこんなキレイな熱帯魚が居るのだが。
行けども行けどもウ〇コしか落ちてない。
なんだここはウ〇コ海岸か
何だろう。これウミウシの一種ではなかろうか?
結構沖まで来てしまった。
岸から100mくらい来たのではなかろうか。
特に景色も変わらないので戻ることにする。
ウミウシとは
ウミウシとはザックリ言うと海に生息する軟体動物であり漢字にすると「海牛」
その中でも貝殻を捨てた巻貝の一種であり、その形態や生態も千差万別。
余りにも分類も生態も奥が深すぎて、まだよう分からんという生物なのである。
海の宝石ともいわれ大人気のウミウシ。
私なんかも綺麗な熱帯魚よりもこういう変な味わいのある生き物に心惹かれる。
しかしなんでこんな形色になったんだろね。彼らなりの生存戦略があるのだろうか。
帰ってからネットで調べてみたのだが、これナマコの一種であった。
どう調べたらよいか分からなかったので取り敢えず「沖縄 ウミウシ う〇こ」で検索したらすぐにヒットした。
AIってすごいね。
ニセクロナマコ。
これがコイツに名前である。
クロナマコ自体がよう分からんのにその偽物って、あんた。
しかし前世に何やらかしたら、こんな姿になるんだろうか。
ニセクロナマコは楯手目クロナマコ科クロナマコ属に属する。
「体長は20~30cm、全身が少し紫を帯びた黒。円柱形の体はやや細く、特に先端から中程まではやや細喪になっている。背中側には細かい円錐形の突起が多数並んでいる。
腹面には管足が密生している。
潮間帯に生息し、石の下や岩の上にいる。強く刺激すると肛門からキュビエ器官を出す。
これは白いネバネバした紐状のもので、天敵の体に巻き付いて邪魔をする効果があると言われる。
キュビエ器官気になる。
肛門からネバネバした紐状のものを出して、天敵の体にまとわりついて邪魔するというのが可愛い。
相手はやはり気持ちが悪いのだろうか。
ナマコの天敵はカニだとか貝類だそうである。あまりその攻撃は効果なさそうに思えるのだがどうだろう。
(ちなみにニセクロナマコは体表に毒があり食べられません。)
さらにネットでで色々検索していると
驚いたことにこのニセクロナマコ、水族館で飼育されているそうである。
それは京都水族館。
京都の鉄道博物館の近くなので鉄博に行った時についでに寄ったことがある。
しかもここのホームページ上で飼育員さんがニセクロナマコ愛を熱く語っているのである。
京都水族館の飼育員さんは人生において度々ナマコに助けられたそうだ。
「僕は人生において、ナマコに度々たすけられてきました。だからこそ、その魅力を皆さんに知っていただきたい。むしろ、語り合いたい。そう思っています。あなたが考えているより、ひょうきんで、アクティブで、写真映えするナマコ。開館から閉館まで何時間でも水槽の前で、お楽しみくださいね」
まあ人生というものは色々な方にお世話になったり助けられたりするものだが、ナマコに度々、助けられる人生っていうものどうかと思うぞ。
次に行くときはカニの模型かなんか持って行ってニセクロナマコと戦わせてみたい。
キュビエ器官をだして反撃するさまを見てみたい。
というわけで「沖縄ローカルビーチ探訪」第一回はニセクロナマコの楽園「渡具知ビーチ」をお届けしました。
なんかほとんどナマコの話になってしまって恐縮である。
遠浅だから子供連れでも安心だし、設備も整っている
観光客もあまり来そうにないし良いとこなんじゃない。
ニャンコも居るしね。
規則を守って利用しましょう。
〒904-0315 読谷村渡具知228
無料駐車場 有 約100台
設備 トイレ・シャワー・コインロッカー有料
売店・チャンプ・バーべキュウ・レストラン
入場料無料・遊泳具レンタル有り
遊泳禁止ではありませんがクラゲ防止ネット・監視員無し。自己責任で。
TEL 098-982-8877(おきなわポークビレッジ)
*渡具知ビーチに関するお問い合わせは上記電話番号まで。
*レストラン11:00~21:00水曜定休
*BBQ4月~9月無休
ハブおるんかい。
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2023.07.24
沖縄メシ
アはアガラサーのア