今日は久しぶりに那覇にあります、古波蔵家が今どうなっているのか見に行こうと思います。

真珠道を首里城の方から降りてきますと赤マルソウ通りにぶつかります。


金城石畳道の入り口です。

ちゅらさんの聖地「那覇古波蔵家」を車で訪問する場合はこちらの駐車場に停められたら良いと思います。一般の
民家が敷地を駐車場として開放しているようです。

1時間300円です。

ここからはもう歩いて5分程です。

久しぶりにこのダラダラ坂を下りてゆきましょう。


坂の途中になにやら看板らしきものが。

喫茶店ですね。

最近できたんでしょうか?
全く気が付きませんでした。


ここらでちょっと休憩。こちらが店内の様子。
沖縄の古民家を見るには初めてなので興味深いです。
一番坐に立派な仏壇が置いてありました。親戚のうちに遊びに行ったような気分です。
広縁があってお座敷があって造りは日本家屋とさほど変わりませんね。

おかみさんによりますと8年位前からご自分の家を喫茶店として営業をしているそうです。
営業は基本、日曜日だけなので気が付かなかったんですね。

看板猫君。

しかし猫ってのは鋭いですよね。
一応、最初だけ近づいてきますけど、「こいつは犬派だな」というのが分かるんでしょうね。
さっさと何処かにいって二度と寄って来ませんでした。

アイスコーヒーを頂きましたよ。
おかみさん手造りのサーターアンダギーと庭で取れたというドラゴンフルーツとスターフルーツを出してもらいました。

オレンジ色のがスターフルーツ。
味は柿の味に似てますかね。以前道の駅で買ったスターフルーツよりも甘くておいしい。
こんなのが庭で栽培できるんですね。

さて音猫さんで休憩した後は、

斜め向かいが那覇古波蔵家になります。

以前来たときよりも庭が荒れているような。

音猫のおかみさんの話によりますと、3軒長屋が並んでいたそうですが、お風呂が無い、トイレが水洗
じゃない、とにかく古いという事で最近では入居者も無く、所有者のおばあちゃんが亡くなってからは
無人の状態らしいです。

ほぼ廃屋と化しておりますね。

ちゅらさんというよりも、もはやジブリの世界。

このままでは数年後には取り壊されてしまうんじゃあないでしょうか。
国民的ドラマの聖地が無くなってしまうのは残念なことです。
何とかならないんでしょうかね。

こちらの道は金城の大アカギへの道。まだ一度も行ったことないですけど。


下っていくと休憩所になっている首里金城村屋があります。

恵文さんが家出する恵里を見送ったガジュマルの木は昔のままです。
最近流行りのクラウドファンディングでお金集めてあの家を「ちゅらさん記念館」とかに出来ないもん
ですかね。
このまま無くすのは本当に惜しい。もはや沖縄の文化財だと思うんですが。行政も何か考えてくれぃ!
次のページ