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「糸満にて」糸満ぷらぷら散歩

前回からの続きです。

 

糸満海人工房で糸満の昔の街並みが残っている場所をスタッフさんに聞いたところ、「サンテイモ―

 

へ行ってみな」と言われた。

 

サンテイモ―。それが何を指すのか分かりませんでしたが、Wikipediaで調べてみると

 

「山ティン毛」さんてぃんもうでした。ティンは変換できなかったのですいません。

 

山ティン毛は糸満の街並みを見張らせる高台で糸満ロータリーのすぐ近くです。

 

高さ30mほどの丘陵にある拝所(ウガンジュ)でかつては海上で船の位置を確認する目印にもなっていました。

 

現在は公園になっており展望台がある。

 

 

 

「さんてぃんもー」こんな漢字です。

糸満ロータリーの近く。

 

現在は改良されて糸満ロータリーランドアバウトと言うそうなんである。

頂上は広場になっている。

展望台。

 

「毎年旧暦の5月4日に行われる糸満ハーレーの幕開けの際には、その一週間前に港を見下ろすここ山ティン

 

毛からハーレー鉦を打ち鳴らすことにより、山の口が開いたことを知らせる。」とある。

何年ごろなんでしょうか。展望台にあった昔の写真。

 

司馬遼太郎が見た街並みかもしれません。

公園の上から同じ方向で写真を撮ってみました。

 

道路の形や遠景からして同じ風景ではないでしょうか。

街並みが一望である。

 

こうしてみると結構赤瓦の家も残っている。

いい感じの古民家がある。

 

ぷらぷら散歩してみた。






真新しい赤瓦に、シーサーが睨みを利かせていいる。

狭い範囲でしたがプラプラと糸満の街歩きをしてみました。

 

昔ながらの赤瓦の建物も少なくなってるんでしょうが残っていました。

 

そして最近建てられたであろう赤瓦を載せた建物もあり、地元の方の糸満の街並みを残していこうという

 

意思を感じました。

港の近くにある建物。

 

以前は商店かな。

糸満漁港。

 

昔は砂浜だった場所。

 

司馬遼太郎いわく糸満の漁師は世界で最も勇敢で有能な漁師だそうです。

 

そんな漁師に会ってみたかったのですが漁港には誰もいませんね。

サバ二が置いてありました。

 

今でも漁で使っているんだろうか

 

これに乗って漁に出かけていくとしたら、カッコ良すぎる。

 

この船に乗って漁に出かけてゆく糸満漁師の姿を想像してしまいました。

今日は気温はそんなに高くないのですが青天で、日差しの強さは相変わらず。

 

ぷらぷらしてたらお腹がすいてきたので「まるみつ冷やし物店」でお昼にしようと思う。

 

2年ぶりだ。


2019.10.01

沖縄メシ

丸三冷やし物店でシロクマ


相変わらず昭和レトロな店内。

南沙織ともう一人は風吹ジュン?

ぜんざいや冷やし物で有名なお店ですが、

今日は沖縄そばいただくことにする。

とろとろな三枚肉にあっさりスープが美味しい。

この日は天気が良くてウロウロしてたら汗ばんできたので、白クマも注文した。

こちらを見つめるつぶらな瞳が可愛い。

でもこうなる。

司馬遼太郎が40年以上前に辿った足跡を追って糸満をプラプラしてみた。

 

ガイドブックにはまず載ることはありませんが、「楽しい旅」というか「ぷらぷら散歩」になりました。

 

那覇からも近いですから皆様も是非一度どうぞ。

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2021.12.08

沖縄小ネタ集

「糸満にて」糸満海人工房