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マリリンに逢いたい。

今から30年ほど前に公開された映画で「マリリンに逢いたい」という作品が有りました。

 

 

なんでも隣の島にいるマリリンという犬にシロというオス犬が3キロもの海を渡って逢いに行くという

 

話なのですが、それが実話をもとにした映画ということでワンコの純愛ストーリーとして当時、結構話題

 

になったものです。

 

私なんぞは映画は見ておりませんが、シロさんにたいして、ドはずれた女好きなのか、純愛なのかは分か

 

りませんが「大したもんだなー」と思った記憶が有ります。

 

 

 

(当時の映画のポスターです)

 

もちろんそんな映画が有ったことなどすっかり忘れておりましたが、座間味港から阿真ビーチに行こうと

 

海沿いの道をのんびり歩いておりましたら、観光客おぼしき女子二人組が犬と思しき銅像と記念写真を撮

 

っておりました。

 

 

何とそこには!

あのマリリンさんがいらっしゃいました。

 

「マリリンに逢いたい」という映画は慶良間諸島が舞台だったのですね。

 

なんと銅像になっておりました。

 

犬で銅像になったのは忠犬ハチ公と上野の西郷さんの飼い犬くらいしか知りませんので大したもんです。

 

 

その後でいろいろ調べたのですが、阿嘉島にいたシロさんが座間味島のマリリンに3キロもの海を渡って

 

逢いに行ってたんですね。

阿嘉島の方向を見つめるマリリン・・・

マリリンが海を渡ってシロさんに逢いに行くことは無かったようですね。

 

その辺は惚れた弱みなのか、はたまた男女の機微なのか。

お賽銭も上がっておりまして、まさに愛のパワースポットになっております。

この海を渡って行ったのか。なんともけな気である。

阿嘉港に建つシロさんの雄姿。

そして実際のお写真。

シロさんの写真を見ておりましたら、何故か元の会社の同僚で故郷に帰ったフィリピーナを追ってフィリ

 

ピンに渡った先輩のことを思い出してしまいました。

 

 

みんなしてやめろと泣いて引き留めたんですが先輩は行ってしまいました。

 

もはや音信も途絶えてしまいましたが元気にしているでしょうか。

その後のシロとマリリンですが、めでたく結ばれたようで孫までいたそうです。

 

クララという名前ですが2016年に亡くなられたとの事です。

 

 

本日は女好き、いや、純愛も極めれば銅像が建つというお話でした。

 

ではまた。