· 

ゴーヤで健康生活

先日、テレビのバラエティー番組に沖縄の90歳のおじいが出演しておりまして、なんでもその方の健康

 

の秘訣は朝、ゴーヤを一本丸々すりおろして、ジュースにして飲むんだそうです。

 

90歳にしては肌つやも良く健康そうでした。

 

ゴーヤの主な有効成分はビタミンC、葉酸、不溶性食物繊維、そして苦み成分であるモモルデシンです。

 

特にモモルデシンは胃を刺激することにより胃液の分泌を促す作用が有ります。

 

食欲のなくなる夏にはありがたい成分ですね。

 

食べ方は炒め物のチャンプルーが一般的ですが、加熱してしまうと、ビタミンCや葉酸は水溶性のため失

 

われてしまいます。モモルデシンも同様です。出来れば生のサラダやジュースが理想的です。

ということで私も「ゴーヤで健康生活」と題しまして、ゴーヤでスムージーを作りまして、これから毎朝

 

飲もうと思います。

わたの部分も出来るだけ残してのことです。

ミキサーにかけます。

いつもより多めに回しております。

ゴーヤ1本で出来る量としてはグラス1杯くらいです。

それでは頂きます。

オエっ!

 

苦みというよりは青臭さが鼻について飲めたものではないですね。

 

ゴーヤを単体で飲むのは相当上級者でなければ無理です。

 

まあ、しかしこれは当然予想しておりました。

 

健康習慣は続けなければ意味が有りませんから、ゴーヤに混ぜて飲む美味しい食材を探したいと思いま

 

す。

というわけで今回お集まりいただきました、食材の皆さん。

先ずはバナナとミルク。

 

バナナジュースです、まあこれは鉄板ではないでしょうか。

バナナを少し多めに。

出来ました!

 

色見も良いですね。

 

では早速いただきます。

うん? う~~ん。

 

なんか違いますね~。

 

何というか、まだ熟してない青いバナナで作ったバナナジュースという感じです。

 

お互いに引き算をしてしまったようですね。

 

なかなか難しいものです。

 

続きましてはヨーグルト。

 

さっぱり飲めて、健康食品同士の組み合わせ。

ゴーヤは少なめにしました。

果たしてお味はいかに。

あ~これは。

 

ヨーグルトの酸味とゴーヤの苦みがガチでけんかしてますね。

 

これはちょっと無しかな~。

続きまして豆乳。

頼む!

豆乳独特のほんのり甘い香りが広がります。

あっ、これは美味しいですね。

 

ゴーヤの苦みや青臭さを豆乳の大豆の風味が包み込んでくれています。

 

豆乳って普段あまり飲まないんですけど、これはごくごく飲めそうです。

続きまして夏の果物の王様、スイカ。

色はきれいですね、期待できます。

すりつぶすと、なんともエグイ色になってしまいました。

お味の方もなんか予想どおり、ゴーヤの青臭さと、スイカの青臭さが両方引き立つというおぞましいもの

 

になってしまいました。

 

今回の試食で唯一、全部飲みきることが出来ず捨ててしまいました。

 

大変申し訳ありません。

続いてキウイ。

少し粘りが有りますね。

色がきれいですね。

 

これは期待しましょう。

あ~、口に入れた瞬間はキウイの甘酸っぱさが広がりますが、そのすぐ後にゴーヤの苦みが

 

ぐいぐい来ますね。

 

先ほどのヨーグルトと同じで酸味の強いものとは合わないのかもしれません。

パイナップルいきますよ~。

もっと黄色くなるかと思いきや、みんな同じような色になりますね。

 

さあ、お味はどうでしょうか。

おおっ。 これは美味い! 美味いです。

 

初めてゴーヤと他の食材が喧嘩することなくお互いの長所を高めあってます。

 

とうとうベストフレンドを見つけてしまいました。

 

さすが南国育ち同士。相性、抜群ですね。パイナップルの甘さにゴーヤの苦さが消され青臭さも

 

さわやかに感じるから不思議です。

 

パイナップルは実は一番期待してなかったんですけれども、見事に予想を裏切ってくれました。

 

(桃とブドウは単体で食べたほうが美味しいに決まってるんで、今回は割愛させていただきます)

というわけでゴーヤスムージーに合う最高の食材はパイナップルに決定させていただきます。

 

2位は豆乳です。

 

 

人という字は・・・・・

 

本日は以上です。