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「まんこ」と読みます。
訓読みの「すずろこ」でも「そぞろこ」でもなく「まんこ」です。
漫湖は、那覇港に近い、国場川下流部、饒波川との合流部に位置し、那覇市街の南に
位置します。
なお、漫“湖”と書くが湖ではなく干潟です。
かつて琉球王国の時代には、この地は干潟でなく、満々と水をたたえた水辺であり
「大湖」(たいこ)と呼ばれていたが、1600年代半ばに琉球を訪れた中国の冊封使が沢山の水を湛えた
風景に感銘を受け、「漫湖」と名付け。泥の広がる干潟へと変わっていったのは、1960年代からの
埋め立ての影響だそうです。
漫とはデジタル大辞泉によりますと、
1.一面に満ちて覆うさま「漫々」
2.むやみに広がって締まりがない「漫然、散漫」
3.何とはなしに。気の向くまま。「漫遊、漫歩」
を意味します。
漫湖はシギ・チドリ類の重要な渡来地として、また、多くの水鳥等の生息地として重要
であるという理由から、1999(平成11)年5月に全国で11番目(沖縄県では最初)のラムサール条約の
登録湿地に登録されました
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現在こちらには環境省、漫湖水鳥・湿地センターが設置されております。
水鳥や湿地帯の保護観察、環境教育の実践の場所として活用されております。
那覇の中心地からほど近く都会の喧騒を忘れさせてくれる場所です。
是非一度、訪れてはいかがでしょうか・・・・・・・って
そんなことはどうでも、いいんです!
漫湖について詳しくお知りになりたい方はウィキもしくはグーグル先生にお尋ねください。
私が今回申し上げたいのは、
漫湖はその読み方ゆえに東京あたりのテレビに結構ネタにされております。
新人の女子アナあたりにわざと言わせてみたり、マツコの番組だったと思いますけど、沖縄県民のかたを
捕まえて、インタビュー形式でその名前を言わせてみたりと面白可笑しく取り上げています。
以前、馬鹿な沖縄移住者が漫湖の読み方を変えろと新聞に投書したこともあります。
でもそんなことを気にするのは多分関東圏の人間だけで、沖縄県民は全く気にしておりません。
先日も、漫湖センターに電話した時も女性職員の方が「ハイ、まんこ水鳥・湿地センターです」と元気よ
く応対してくださいました。
沖縄で女性器を表す言葉は「ホーミ」と言います。
私なんかは往年のプロレスの名勝負「ボボ・ブラジル対大木金太郎」のほうがよっぽど赤面します。
(福岡県民ならわかるはず😁)
東京のゲスなテレビ局にディスられるのは腹立たしいですが、そこそこネームバリュもありますの
でそれを逆手にとって漫湖を沖縄の新たな観光アイコンとしてアピールして行くのはどうでしょうか。
漫湖を沖縄観光の新しいシンボルに!
現在漫湖は古波蔵、小禄、豊見城といった地域に囲まれております。
街を歩いてみて気づいたのですが、漫湖公園はありますが、町名や住居表示、通りの名前、建物、お店の
名前等に漫湖とついたものが全く無いのです。これは逆に驚いてしまいました。
漫湖公園で開催されていた漫湖桜祭りも2015年から、那覇美らさくらまつりと名称を変更されてしまいました。
漫湖さくらまつりでいいじゃないか。
沖縄の方は「そんなの気にならないよ」と、言いながらもやはりどこかで気にしているのではないでしょうか。
まずは名前から変えていきましょう。
古くからの地名とお国訛りは故郷の宝。
ここは開き直っていきましょう。
日本で唯ひとつしかない地名「漫湖」。
行政、地域、住民あげてもっともっとアピールしていきましょう。
ゆるキャラを作るのも良いんじゃないですかね。「慢太郎と漫子ちゃん」とか。
ちなみにアメリカ合衆国オレゴン州ハーニー群にはマン湖(Mann Lake)があるそうです。
姉妹湖になるのはどうでしょう、話題になると思うんですが。
以上とりとめのないことを書いてしまいましたが、私の提案が沖縄の観光振興の一助になれば幸いです。
本日は以上です。
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